中村倫也は“おじさんキラー”?「みんな夢中に」共演者が明かす<屍人荘の殺人> - モデルプレス
俳優の中村倫也が13日、都内で行われた映画「屍人荘の殺人」の初日舞台挨拶に主演の神木隆之介、共演の浜辺美波、池田鉄洋、メガホンをとった木村ひさし監督とともに出席した。
神木隆之介主演「屍人荘の殺人」
本作は、「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「本格ミステリ・ベスト10」と、2017年国内主要ミステリーランキングの1位を獲得し、その後「第18回本格ミステリ大賞」も受賞した、東野圭吾「容疑者Xの献身」以来の、そしてデビュー作としては史上初の4冠を達成した小説「屍人荘の殺人」を映画化したもの。
神木が探偵に振り回される探偵助手(ワトソン)を、浜辺と中村が2人の探偵(ホームズ)を演じ、前代未聞の難事件に立ち向かう姿を描く。
中村倫也「役者として箸にも棒にもかからない時期があった」
本作は今年1月にクランクインしたそうで、2019年を振り返るという話題に。中村は、神木が米俳優のウィル・スミスに会ったことを踏まえ、「僕もウィル・スミスに会いました。なんかを擦ったら出てきたときがあったんですけど…。それは別の会社なのであれですけど…(笑)」とニッコリ。続けて「今年1年は楽しかったですね」とざっくりと回答した。
すると池田から「倫也君はこの1・2年でだいぶ環境が激変したんじゃない?本当に大スターになったもんね、あなたね」と指摘を受けると、中村は大笑い。
「昔から知ってる池鉄さんに言われると照れくさいです。いろんな人の、それこそ今、前列に座っていらっしゃる皆さん(報道陣)のおかげもあって、今こういうお仕事をさせていただいております」と謙遜。
そして中村から「昔の僕はどうでした?」と聞かれた池田は「生意気だった!初対面、挨拶しても無視したの!作戦で!」と振り返り、「最初はツンできて、後々デレになるんですよ、あの人。『池鉄さん!池鉄さん!』って来てみんな夢中になっていました。おじさんキラーなんですよ。すっかりやられて大ファンになっちゃいましたよ」と語った。
これに対し、中村は「役者として箸にも棒にもかからない時期があったもんで、でも素敵な先輩に覚えてもらって少しでもお近づきになりたいと思ったときに、そのまますぐいっても中村倫也じゃ通じないなと思ったときがあったので、逆の入り口から入ってやろう」と当時を回顧。
「その結果、僕は覚えていないですけど、鉄洋さんを無視した」と説明すると、池田から「無視というか、軽く会釈くらいで終わっちゃったんですけど」と訂正が。
そして中村は「なんで変えたんですか?無視でいきましょうよ」とツッコみ、MCからも「このまま記事になるのを懸念したのかなと」と指摘されると、池田は「言うな、そういうこと!その通りなんだよ」と認めて観客を笑わせた。
浜辺美波&神木隆之介、2019年を回顧
また、浜辺は「この映画の撮影から始まって、この映画で終わるということだと、この2人(神木と中村)をはじめとする皆さんにたくさん笑わされた年かなと思いますね。面白いのでどうしようかなって思っていろんな笑いを、苦笑いも含め笑いました」と笑顔を見せた。これに中村から「そんな笑顔が素敵でベスト100に見事ね」と、浜辺が『世界で最も美しい顔2019』にノミネートされたことをイジり、神木をはじめ周りから祝福された浜辺は「どうしよう…。今日もイジって来ますねえ。ありがたいですよ」と照れ笑いを浮かべた。
さらに、神木は「いろいろ挑戦できた年でもあるし、舞台とかも初めてやらせていただくんですけど、それこそ現場で倫也君にいろいろ不安で聞いていたりして、それも含めて今回もいろんなエンターテイメントが詰まったこの映画の芝居も年の最初にやらせていただいて」としみじみ。続けて「今までやったことのない役だったり、今までにない環境でお仕事をさせていただくということが、僕自身も挑戦ですし、自分でもやってみようって変えたところもあるし、すごく経験させていただいた1年だったなと思いますね」と真面目に答えると、中村は「流石ですねえ。それ、俺が言ったことにならない?」と感嘆した。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
2019-12-13 09:01:36Z
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