μ's、ファイナルの先で見た新しい夢「私たちはずっとμ'sです!」(ライブレポート / 写真14枚) - ナタリー
「ラブライブ!」シリーズの9周年を記念して、1月18、19日に埼玉・さいたまスーパーアリーナにて「LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェス」が開催された。この記事では18日公演の模様をレポートする。
「ラブライブ!」シリーズのスクールアイドル・μ's 、Aqours、Saint Snow、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が集結したこのイベント。2016年3月31日、4月1日に東京・東京ドームで行われたワンマンライブ「ラブライブ!μ's Final LoveLive!~μ'sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪~」で活動に一区切りをつけたμ'sにとって、約3年9カ月ぶりのライブとなった。
迎えたライブ当日、μ's集結を祝すように人気曲「Snow halation」のごとく関東では雪が降り、オーディエンスは期待を募らせていた。「ラブライブ!」の9年の歴史をたどる映像を経て、まずはAqoursが高槻かなこ演じる国木田花丸役をセンターとした「未体験HORIZON」を初披露。蝶をイメージした衣装を着用した9人は、美しい羽をひらめかせながらステージ上を舞い、イベントのオープニングをさわやかに彩った。
続いて虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が登場し、ゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」のテーマソング「TOKIMEKI Runners」を元気いっぱいにパフォーマンス。ソロ活動を中心に活動する虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は、その後次々とソロステージを展開した。上原歩夢役の大西亜玖璃が「夢への一歩」をラブリーに歌い上げたあと、天王寺璃奈役の田中ちえ美が「ドキピポ☆エモーション」で個性あふれるダンスを披露。そして近江彼方役の鬼頭明里が「眠れる森に行きたいな」をゆったりと届けたのち、朝香果林役の久保田未夢が「Starlight」をクールに歌唱した。最後に虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はフロートに乗り込み、「Love U my friends」をフレッシュに届ける。会場後方に向かったメンバーは手でハートを形作り、オーディエンスを笑顔にしてステージをあとにした。
その後は「ラブライブ!サンシャイン!!」から派生したユニットが入れ替わりでステージに登場。高海千歌役の伊波杏樹、渡辺曜役の斉藤朱夏、黒澤ルビィ役の降幡愛からなるCYaRon!は「元気全開DAY!DAY!DAY!」を熱演。3人のエネルギッシュなパフォーマンスにつられるように、オーディエンスもペンライトを握りしめて力いっぱい振り上げた。CYaRon!が「P.S.の向こう側」で切なくも温かい歌声を届けたあと、松浦果南役の諏訪ななか、黒澤ダイヤ役の小宮有紗、国木田花丸役の高槻からなるAZALEAがステージに。3人はビビッドなレーザーライトが飛び交う会場をフロートで回りながら「GALAXY HidE and SeeK」を晴れやかに歌い上げた。「LONELY TUNING」で軽やかにステップを踏んだAZALEAに代わって、ステージに現れたのは桜内梨子役の逢田梨香子、津島善子役の小林愛香、小原鞠莉役の鈴木愛奈からなるGuilty Kiss。3人は炎が吹き上がる舞台で重厚なサウンドが渦巻く「コワレヤスキ」を歌い上げ、観客をゴシックな世界観へと引き込む。そしてダンスチューン「Guilty!? Farewell party」を届け、いたずらっぽい笑顔でオーディエンスを虜にした。鹿角聖良役の田野アサミと鹿角理亞役の佐藤日向によるSaint Snowは「SELF CONTROL!!」で息ぴったりのダンスや力強いラップを披露。さらに劇場版の挿入歌「Believe again」をパワフルに続けると、会場にけたたましいかけ声が飛び交った。
Aqoursシップに乗って再び全員で登場したAqoursは、斉藤が放つ「さいたまスーパーアリーナに向かって、全速前進ヨーソロ!」の言葉を皮切りに「届かない星だとしても」「MIRAI TICKET」といった希望に満ちた楽曲を続ける。センターステージに向かってどんどん進んでいく船上で、伊波は「みんなー! 一緒に輝こう!」と力いっぱい叫んで大歓声を浴びた。9人それぞれの挨拶を経て、伊波は「大好きな『ラブライブ!』がつないでくれた今日この日がうれしくて幸せで、人生の宝物だと感じています。Aqoursはもうすぐ5周年です。たくさんの愛と感謝を忘れずに、これからも駆け抜けていきたいと思います!」と感慨深げに語る。そしてAqoursはアニメのオープニングテーマ「青空Jumping Heart」を弾けるような笑顔で披露したのち、「恋になりたいAQUARIUM」で会場をマリンブルーの光に染めた。Aqoursのラストナンバーは1stシングル曲「君のこころは輝いてるかい?」。Aqoursは大切なこの曲を晴れやかに歌い、「Aqoursでした!」とポーズを決めてμ'sへとバトンを渡した。
μ'sのメンバー紹介映像がスクリーンに映し出されると、観客のテンションは最高潮に。映像が終わる頃には9人の姿がステージに見え、会場は地鳴りのような歓声に包まれた。再び集結したμ'sが1曲目にセレクトしたのはデビューシングル曲で「ラブライブ!」の“始まりの歌”である「僕らのLIVE 君とのLIFE」。生き生きと踊るメンバーの姿が1人ずつスクリーンに抜かれるごとに、歓声は留まることなくどんどん大きくなり、感極まって飛び上がる観客もいれば、嗚咽をこらえきれず泣き崩れるファンも続出した。そんな客席に向かって9人で「μ'sです!」とμ'sポーズを決めたあと、高坂穂乃果役の新田恵海がメンバーを代表して「9周年をお祝いするために、私たちμ'sはもう一度集まりました! μ'sとして活動して9周年ということで、今日は9年間の“ありがとう”と“おめでとう”を爆発させていきたいと思います!」と意気込む。矢澤にこ役の徳井青空が「今日雪降ってなかった?」と話を切り出すと、新田は「初めてさいたまスーパーアリーナでライブをやらせていただいたときに大雪が降ったんだよね。思い出深いこの場所で皆さんにまた会うことができてうれしいです」と2014年に大雪の中で行われた「μ’s→NEXT LoveLive!2014 ~ENDLESS PARADE~」を懐かしそうに振り返る場面もあった。
その後μ'sは数多い楽曲の中からセレクトした「ラブライブ!」テレビアニメメドレーを展開。μ'sはフロートでオーディエンスの近くに行き、まずはアニメ1期のオープニングテーマ「僕らは今のなかで」を歌唱。そして「No brand girls」を披露すると、オーディエンスは感情を爆発させるように熱いコールを飛ばした。μ'sは劇中で2年生の3人が初ライブで歌った楽曲であり、のちに9人でパフォーマンスした「START:DASH!!」を続ける。さらに2期のオープニングテーマ「それは僕たちの奇跡」や「ユメノトビラ」、そして本戦で優勝を勝ち取った際の楽曲「KiRa-KiRa Sensation!」など、μ'sとファンにとって思い入れ深い楽曲を次々と届けていった。
メドレーを終え、μ'sが名残惜しむ観客の声を浴びながら最後に歌い始めたのは「Snow halation」。μ'sは真っ白なペンライトの光に染まった雪景色のような会場で、9人の美しいハーモニーを響かせた。アニメ映像でイルミネーションが点灯する場面では、会場も同じようにオレンジ色の光に染まっていく。パフォーマンスが終わると、会場は感動を表すかのごとく、力のこもった大きな拍手に包まれた。最後には29人のスクールアイドルがステージに大集合し、各グループから1人ずつ代表して挨拶。Aqours代表の伊波は「『Snow halation』の余韻がすごすぎて……」と涙で声を詰まらせ、斉藤に背中をさすられながら「 『ラブライブ!』が大好きです! 最高でした!」と思いの丈を叫んだ。μ's代表の新田は「μ'sは東京ドームでファイナルを迎えましたが、みんなが“大好き”を伝え続けてくれたら、こうやって新しい夢がまた生まれていくんだなということを、体中で感じることができました」と感極まった様子で述べ、「だから、何度でも言わせてください。私たちはずっとμ'sです!」とラストライブで伝えた言葉を改めて力強く宣言した。最後には29人で手をつなぎ、「本日は誠にありがとうございました!」と終演を迎える。1グループずつステージをあとにし、最後にμ'sは笑顔で手を振りながら、扉の向こうへと去って行った。
「LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェス」2020年1月18日 さいたまスーパーアリーナ セットリスト
01. 未体験HORIZON / Aqours
02. TOKIMEKI Runners / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
03. 夢への一歩 / 上原歩夢(CV:大西亜玖璃)
04. ドキピポ☆エモーション / 天王寺璃奈(CV:田中ちえ美)
05. 眠れる森に行きたいな / 近江彼方(CV:鬼頭明里)
06. Starlight / 朝香果林(CV:久保田未夢)
07. Love U my friends / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
08. 元気全開DAY!DAY!DAY! / CYaRon!
09. P.S.の向こう側 / CYaRon!
10. GALAXY HidE and SeeK / AZALEA
11. LONELY TUNING / AZALEA
12. コワレヤスキ / Guilty Kiss
13. Guilty!? Farewell party / Guilty Kiss
14. SELF CONTROL!! / Saint Snow
15. Believe again / Saint Snow
16. 届かない星だとしても / Aqours
17. MIRAI TICKET / Aqours
18. 青空Jumping Heart / Aqours
19. 恋になりたいAQUARIUM / Aqours
20. 君のこころは輝いてるかい? / Aqours
21. 僕らのLIVE 君とのLIFE / μ's
22. 「ラブライブ!」TVアニメメドレー / μ's
・僕らは今のなかで
・No brand girls
・START:DASH!!
・それは僕たちの奇跡
・ユメノトビラ
・KiRa-KiRa Sensation!
23. Snow halation / μ's
「ラブライブ!」シリーズの9周年を記念して、1月18、19日に埼玉・さいたまスーパーアリーナにて「LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェス」が開催された。この記事では18日公演の模様をレポートする。
「ラブライブ!」シリーズのスクールアイドル・
迎えたライブ当日、μ's集結を祝すように人気曲「Snow halation」のごとく関東では雪が降り、オーディエンスは期待を募らせていた。「ラブライブ!」の9年の歴史をたどる映像を経て、まずはAqoursが
続いて虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が登場し、ゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」のテーマソング「TOKIMEKI Runners」を元気いっぱいにパフォーマンス。ソロ活動を中心に活動する虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は、その後次々とソロステージを展開した。上原歩夢役の
その後は「ラブライブ!サンシャイン!!」から派生したユニットが入れ替わりでステージに登場。高海千歌役の
Aqoursシップに乗って再び全員で登場したAqoursは、斉藤が放つ「さいたまスーパーアリーナに向かって、全速前進ヨーソロ!」の言葉を皮切りに「届かない星だとしても」「MIRAI TICKET」といった希望に満ちた楽曲を続ける。センターステージに向かってどんどん進んでいく船上で、伊波は「みんなー! 一緒に輝こう!」と力いっぱい叫んで大歓声を浴びた。9人それぞれの挨拶を経て、伊波は「大好きな『ラブライブ!』がつないでくれた今日この日がうれしくて幸せで、人生の宝物だと感じています。Aqoursはもうすぐ5周年です。たくさんの愛と感謝を忘れずに、これからも駆け抜けていきたいと思います!」と感慨深げに語る。そしてAqoursはアニメのオープニングテーマ「青空Jumping Heart」を弾けるような笑顔で披露したのち、「恋になりたいAQUARIUM」で会場をマリンブルーの光に染めた。Aqoursのラストナンバーは1stシングル曲「君のこころは輝いてるかい?」。Aqoursは大切なこの曲を晴れやかに歌い、「Aqoursでした!」とポーズを決めてμ'sへとバトンを渡した。
μ'sのメンバー紹介映像がスクリーンに映し出されると、観客のテンションは最高潮に。映像が終わる頃には9人の姿がステージに見え、会場は地鳴りのような歓声に包まれた。再び集結したμ'sが1曲目にセレクトしたのはデビューシングル曲で「ラブライブ!」の“始まりの歌”である「僕らのLIVE 君とのLIFE」。生き生きと踊るメンバーの姿が1人ずつスクリーンに抜かれるごとに、歓声は留まることなくどんどん大きくなり、感極まって飛び上がる観客もいれば、嗚咽をこらえきれず泣き崩れるファンも続出した。そんな客席に向かって9人で「μ'sです!」とμ'sポーズを決めたあと、高坂穂乃果役の
その後μ'sは数多い楽曲の中からセレクトした「ラブライブ!」テレビアニメメドレーを展開。μ'sはフロートでオーディエンスの近くに行き、まずはアニメ1期のオープニングテーマ「僕らは今のなかで」を歌唱。そして「No brand girls」を披露すると、オーディエンスは感情を爆発させるように熱いコールを飛ばした。μ'sは劇中で2年生の3人が初ライブで歌った楽曲であり、のちに9人でパフォーマンスした「START:DASH!!」を続ける。さらに2期のオープニングテーマ「それは僕たちの奇跡」や「ユメノトビラ」、そして本戦で優勝を勝ち取った際の楽曲「KiRa-KiRa Sensation!」など、μ'sとファンにとって思い入れ深い楽曲を次々と届けていった。
メドレーを終え、μ'sが名残惜しむ観客の声を浴びながら最後に歌い始めたのは「Snow halation」。μ'sは真っ白なペンライトの光に染まった雪景色のような会場で、9人の美しいハーモニーを響かせた。アニメ映像でイルミネーションが点灯する場面では、会場も同じようにオレンジ色の光に染まっていく。パフォーマンスが終わると、会場は感動を表すかのごとく、力のこもった大きな拍手に包まれた。最後には29人のスクールアイドルがステージに大集合し、各グループから1人ずつ代表して挨拶。Aqours代表の伊波は「『Snow halation』の余韻がすごすぎて……」と涙で声を詰まらせ、斉藤に背中をさすられながら「 『ラブライブ!』が大好きです! 最高でした!」と思いの丈を叫んだ。μ's代表の新田は「μ'sは東京ドームでファイナルを迎えましたが、みんなが“大好き”を伝え続けてくれたら、こうやって新しい夢がまた生まれていくんだなということを、体中で感じることができました」と感極まった様子で述べ、「だから、何度でも言わせてください。私たちはずっとμ'sです!」とラストライブで伝えた言葉を改めて力強く宣言した。最後には29人で手をつなぎ、「本日は誠にありがとうございました!」と終演を迎える。1グループずつステージをあとにし、最後にμ'sは笑顔で手を振りながら、扉の向こうへと去って行った。
「LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェス」2020年1月18日 さいたまスーパーアリーナ セットリスト
01. 未体験HORIZON /
02. TOKIMEKI Runners / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
03. 夢への一歩 / 上原歩夢(CV:
04. ドキピポ☆エモーション / 天王寺璃奈(CV:田中ちえ美)
05. 眠れる森に行きたいな / 近江彼方(CV:
06. Starlight / 朝香果林(CV:
07. Love U my friends / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
08. 元気全開DAY!DAY!DAY! / CYaRon!
09. P.S.の向こう側 / CYaRon!
10. GALAXY HidE and SeeK / AZALEA
11. LONELY TUNING / AZALEA
12. コワレヤスキ / Guilty Kiss
13. Guilty!? Farewell party / Guilty Kiss
14. SELF CONTROL!! / Saint Snow
15. Believe again / Saint Snow
16. 届かない星だとしても / Aqours
17. MIRAI TICKET / Aqours
18. 青空Jumping Heart / Aqours
19. 恋になりたいAQUARIUM / Aqours
20. 君のこころは輝いてるかい? / Aqours
21. 僕らのLIVE 君とのLIFE /
22. 「ラブライブ!」TVアニメメドレー / μ's
・僕らは今のなかで
・No brand girls
・START:DASH!!
・それは僕たちの奇跡
・ユメノトビラ
・KiRa-KiRa Sensation!
23. Snow halation / μ's
2020-01-19 12:00:00Z
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