二〇二二年秋に長久手市の愛・地球博記念公園内に開業予定のジブリパークについて、県は六日、玄関口の「青春の丘エリア」や、映画「となりのトトロ」をテーマにした「どんどこ森エリア」の木造建物などに、積極的に県産木材を使う方針を明らかにした。県議会二月定例会の議案質疑で神谷和利議員（自民）の質問に答えた。
青春の丘エリアでは、映画「耳をすませば」に登場する骨董（こっとう）品店「地球屋」と映画「猫の恩返し」のネコの事務所に利用する。どんどこ森エリアでは、となりのトトロに出てくる社（やしろ）と社務所に加えてジブリの世界観を演出するオブジェ、塀、ベンチ、門扉にも使う。
二〇年度から実施設計を始める「もののけの里エリア」と「魔女の谷エリア」の建物にも積極活用する方針。愛・地球博記念公園に整備する北口の総合案内センター（仮称）、建て替え予定の西口休憩所の内装や意匠についても、利用を検討する。
三河産のヒノキ、スギなどを使う予定で、野村知宏政策企画局長は「良質な愛知の木材を国内外に広くＰＲしたい」と答弁した。
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March 07, 2020 at 03:09AM
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県産木材を積極活用へ ジブリパークの木造建物 - 中日新聞
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