釧路出身の建築家、毛綱毅曠さんの設計図や建物をイメージした独特な絵画などの展覧会が道立釧路芸術館で開かれています。
釧路出身の建築家、毛綱毅曠さんは、観光複合施設「フィッシャーマンズワーフＭＯＯ」など独特の前衛的な設計で数々の作品を残し、２００１年に亡くなりました。
展覧会では、ＭＯＯのほか、日本建築学会賞を受賞した釧路市立博物館の建物をイメージした独特な絵画や設計図などおよそ６０点が展示されています。
このうち博物館の絵画は、建物の形のもとになった羽を広げた鳥の図や、２重らせんの階段のデザインが描かれ、毛綱さんが設計の時に込めた思いを知ることができます。
また、博物館をモチーフにした別の作品では、水辺と夕日を背景にたたずむ博物館を３つのイメージで描いていて、毛綱さんは設計図のほかにこうした絵画をたくさん残しています。
道立釧路芸術館の井内佳津恵学芸主幹は「毛綱さんが持っている哲学とか世界観、宇宙観を建築と絵画を通じて感じてほしい」と話しています。
建築家・毛綱毅曠さんの展覧会は１０月１１日まで道立釧路芸術館で開かれています。
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August 14, 2020 at 05:16PM
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釧路出身の建築家 毛綱毅曠展｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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