横浜市のカジノを含む統合型リゾート施設（ＩＲ）誘致を巡り、市による説明会が各区で行われる中、市民や建築家、法律家らによるシンポジウムや集会が相次いで企画されている。
建築・都市の専門家でつくる「横浜の未来コンソーシアム」は十八、十九日、市が誘致先に想定する山下ふ頭（中区）や横浜港全体の生かし方をテーマにしたシンポジウム「横浜の未来」を開港記念会館（同区）で開く。
十八日は午後五時半〜九時、神奈川大大学院、関東学院大、横浜国立大大学院建築都市スクールＹ−ＧＳＡで建築、設計を学ぶ学生らが提案プロジェクトを発表する。参加無料。
十九日は午後六〜九時、市都心臨海部・インナーハーバー整備構想に参画してきた建築家の北山恒・法政大教授が横浜の都市デザインについて報告。経済や憲法の専門家と建築家による座談会も予定している。参加費九百五十円、学生無料（学生証持参）。
問い合わせは事務局＝メールmirai.yokohama.c@gmail.com＝へ。
◇
県弁護士会は二十一日午後一〜四時、県弁護士会館（中区）で、シンポジウム「横浜市のＩＲ誘致を考える」を開く。静岡大の鳥畑与一教授がＩＲの経済効果を巡る問題を、同区の寿町エリアでギャンブル依存症の治療に取り組む越智祥太医師が依存症の実情を話す。参加無料。定員百十人。問い合わせは同会法律相談課＝電０４５（２１１）７７０２＝へ。
また、ＩＲ誘致に反対する市民らでつくる「カジノの是非を決める横浜市民の会」は二十二日午後二〜三時、山下ふ頭近くの山下公園（同区）で集会を行う。憲法学者の小林節・慶応大名誉教授や立憲民主党、共産党の国会議員らのスピーチを予定し、五千人以上の参加を目指す。問い合わせは同会＝電０４５（７５２）７７１３＝へ。 （杉戸祐子）
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December 17, 2019 at 05:29AM
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横浜ＩＲ誘致 建築家、学生、市民、医師が語る 市内各所で、あすから２２日:神奈川(TOKYO Web) - 東京新聞
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