ひな飾りやユラユラと揺れる電飾が会場を彩る=半田赤レンガ建物で |
ステンドグラスやガラスのひな人形を飾った「ガラスのおひな祭り展2020」が、今年も二十三日から半田市の半田赤レンガ建物で始まる。薄暗い部屋に明かりがともされた色とりどりの人形が並び、幻想的な空間を生み出している。
半田赤レンガ建物が主催し、建物の保存や活用を考える一般社団法人赤煉瓦倶楽部(れんがくらぶ)半田が協力。倶楽部で役員も務める平岡和広さん(59)が企画プロデュースを務め、会場には「ひらおかステンドグラス工房」や、「blueガラス工房」(いずれも市内)が手がけたガラスのひな飾りがずらり。色や形が異なる人形が暖かな光を放ち、武豊町の「NPOたけとよ」が提供した電飾「ゆめホタル」が、ホタルのようにゆらゆらと会場を照らしている。
赤レンガ建物のリニューアル前から続く恒例展示。当時は本物の人形の展示を考えていたが、空調設備がなく、カビや傷みを案じてガラスのひな人形を飾り始めた経緯がある。平岡さんらは「自称世界一美しい光のひな祭り」と語り「ひな祭り展を機に、ぜひ建物の魅力も知ってもらえたら」と来場を呼びかけている。
おひな祭り展は二十三、二十四日、二十八日〜三月一日までの計五日間。建物内のクラブハウスC室で、午前十時〜午後五時(最終日午後三時)。入場無料。
(高田みのり)
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February 23, 2020 at 03:06AM
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光暖か、ガラスのひな人形 23日から半田・赤レンガ建物で展示 - 中日新聞
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