
『これが私の生きる道!』×telling, 01 塩谷歩波さん
居心地のよい“銭湯”を大切にしながら、絵を描くことで広い世界を見てみたい!――。小杉湯番頭兼イラストレーターの塩谷歩波さんは、『これが私の生きる道!』(世界文化社)に登場する「パラレルキャリア」を選んだ女性です。『銭湯図解』の著者としても知られています。自分らしい働き方、みなさんは見つけられましたか。
きっかけは、落ち込む私を友人が銭湯に連れ出してくれたこと
――あなたのお仕事は?
塩谷歩波さん(以下、塩谷): 株式会社小杉湯の正社員として働いています。番台に立つのは月1程度。それ以外は、ちらしやPOPを作ったり、今後のイベントの企画を考えたりと、経営面に携わることも増えましたね。
――この仕事を始めたきっかけは?
塩谷: 建築家を目指して設計事務所に入ったのですが、仕事に没頭しすぎたせいか、入社して1年半で体調を崩してしまって。しばらく休職することになってしまいました。実家で落ち込んでいるときに、友人が連れ出してくれたのが銭湯だったんです。久々に訪れた銭湯は、昼間だということもあって暖かい日差しが心地よく、大きなお風呂につかったとたん、硬かった心がするすると溶けていくのを感じました。たまたま目が合ったおばあちゃんと、他愛もない世間話をしているのも良かった。「銭湯に行くと体調がよくなる!」、そう実感してからは、すっかり銭湯が大好きになっていました。
そんな銭湯の魅力を皆さんにも知ってもらいたい、そう思って描き始めたのが、イラスト銭湯図解です。ツイッターで発表したところ、小杉湯の3代目・平松佑介さんが、「うちのパンフレットを描いてほしい」と連絡をくださって。
打ち合わせでは、銭湯とはどういう場所か、小杉湯の立ち位置は?とか、2人で話し合ったのが思いのほか楽しかった。その頃から、小杉湯に関わっていきたいという気持ちはありましたね。そうこうしているうちに設計事務所へ復職を果たすのですが、全然体調は戻っていなかったんです。もう建築業界で働くのは無理なのかも、そう悩んでいたタイミングで、「じゃあ、うちで働かない?」と誘ってくださったのが、小杉湯で働くことになったきっかけです。
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March 17, 2020 at 05:01AM
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