昨今の潮流を逆手に受け止めれば、スーツ着用に縛られていない職種の人のほうが「着崩し」はお手のもの。
彼らのスーツスタイルにこそ、イノベイティブな着こなしのヒントが隠されている?
スーツを着るときは、動きやすさを重視

2008年より一級建築士として開業。大工職の経歴も活かして現場にも足繁く通う。背景の家も不破さんが手掛けたもの。 ジャケット22万円、パンツ5万9000円、カットソー4万1000円、スニーカー10万4000円/すべてダンヒル 03-4335-1755
建築家 不破博志さん(46歳)
「施工主との打ち合わせではスーツやジャケパンが多いですね。それでも堅苦しい服は好きではないので、ストレッチ素材やカットソー、スニーカーなどでアクティブ感も加味」。現場を愛する建築家は、紺×白にまとめた清潔かつ軽快なこのセットアップスタイルに惚れ込んだ。
人前を意識したスーツには白衣とは違った緊張感が

東京・文京区のいわぶち歯科に勤務して5年目の働き盛り。お気に入りのピストバイクに乗っての散策が、休日のマイブーム。 ジャケット7万5000円、パンツ3万8000円、カットソー2万8000円/すべてポール・スミス(ポール・スミス リミテッド 03-3478-5600)
歯科医師 北村侑平さん(30歳)
フーディやライダーズで出勤し、診療時には白衣へ。北村さんにとってスーツは、“人前”を意識した少し特別な服だ。「学会や講習会で着用しますが、普段ラフな格好が多いので肩肘張らないセットアップがしっくりきます」。パンツがカーゴタイプのこちらは、まさに打ってつけ。
鈴木泰之=写真(静物・取材) 三浦安間、山本雄生=写真(取材) 坂井辰翁=スタイリング 古川 純=ヘアメイク 小山内 隆、髙村将司、増山直樹=文
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May 13, 2020 at 02:00PM
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建築家と医者。スーツに縛られない男に学ぶ、ジャケパンの“着崩し”方 (2020年5月13日) - エキサイトニュース - エキサイトニュース
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