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石巻地区消防本部、警報器の点検呼び掛け 建物火災が多発 - 株式会社河北新報社

石巻地区消防本部、警報器の点検呼び掛け 建物火災が多発

 石巻地方で今年に入って、建物火災が多発している。1月から5月末までの総火災件数は29件(前年同期比2件増)で、このうち23件を建物火災が占める。昨年1年間の22件を既に上回っており、石巻地区消防本部は注意を呼び掛けている。

 消防本部によると、建物火災は1月に6件(前年同月比6件増)、2月3件(2件増)、3月5件(1件増)、4月3件(増減なし)、5月6件(5件増)起きている。

 5月13日に東松島市西福田で木造平屋倉庫と近隣の木造2階住宅が全焼する火事が発生。同30日には石巻市新橋で木造2階の住宅が全焼した。

 人的被害も増加傾向にある。1〜5月の火災による死者は4人(前年同期比2人増)、負傷者は8人(同2人増)に上る。

 消防本部の高橋利之予防課長補佐は「建物火災は人的被害にもつながりやすく、増加は危惧している。ちょっとした不注意が出火につながるケースが多い」とみる。

 建物火災の発生要因は、たばこの火の不始末や調理中の不注意、たこ足配線やコンセント周りにほこりなどがたまって起こる「トラッキング現象」が多いという。家の周りに燃えやすい物を置かない、ごみは決められた日に出すなど放火を防ぐ対策も必要だ。

 消防本部は建物火災の被害を最小限に抑えるために、住宅用火災警報器の設置や動作の点検を呼び掛けている。石巻地区の設置率は90%に上るが、設置が義務化された2008年当時のものは、電池切れや電子部品の寿命が考えられるため交換が推奨されている。

 高橋補佐は「財産や人命を守るために、警報器の設置と点検は非常に重要。たばこの火の始末や電化製品の取り扱いなどに合わせて守ってほしい」と話し、発生抑止に市民の協力を求める。

2020年06月05日金曜日


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